海工業発展諮詢有限公司の董錫健・董事長は「中国経済パーク総部経済発展サミット（CHED）」で21日、中国初の物流資源取引センターを上海に建設する計画が進んでおり、暫定的に「中国物流資源（上海）交易中心」と名づけたことを明らかにした。
董氏によると、中国には13万件の物流基地があるが、このうち多くが活用されておらず、とくに長江デルタ地域の50％の物流資源が充分に活用されていない状態にあるという。そこでこの取引センター建設プロジェクトでは主に、一部地域の「物流基地の不利用、装備の不活用、機能の不適切な設置」という実情を捉え、物流資源取引の可能性を促進させることを目的としている。
同氏はまた、「このセンターは主に、物流企業のブランドや基地、供給チェーン、システムなどの取引に使用される。当社は、今年初めに関係部門の委託を受けて、同プロジェクトプランの制定を進め、すでに完成させた」と述べた。（日中経済通信）
