メルシャン(株)が公表した2007年版の環境報告書によると、物流部門のCO2排出量は2万7300トンとなり、製品重量が2000トン増加する中で前年実績から9000トン減少した。原単位当たりのCO2排出量は0.0642t/tとなり、3.4%低下した。
原単位当たりのCO2排出量は2004年から徐々に減少しており、大型配送車への切り替えや積載率の向上など効率のよい製品輸送への取り組みが成果を出した。
また、物流部門のエネルギー使用量は海上輸送(タンカー)でA重油1030kl、陸上輸送(トラック)で1.4億トンキロとなった。同社では「今後も環境負荷の低い輸配送手段の導入など製品輸送時の環境負荷低減を推進していく」としている。