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メルシャン/原料アルコール事業などキリングループと統合

2009年10月26日/SCM・経営

メルシャンと協和発酵バイオは10月26日、2010年7月1日を目処に、それぞれの原料アルコール事業を統合し、合弁新会社を設立するとともに、キリン協和フーズに対し、メルシャンの加工用酒類、発酵調味料とアルコール製剤事業を移管し、統合すると発表した。

原料アルコール事業は、主に清酒・焼酎・リキュール・みりんなどの酒類製造に必要な酒類用アルコール及び食品・化粧品・医薬品などに向けた工業用アルコールの供給を行うもので、メルシャンと協和発酵バイオによる合弁新会社(第一アルコール)を設立し、両社の原料アルコール事業を移管、統合し、その後、合弁新会社を2012年末まで両社が共同出資する会社として運営する。

2013年1月1日を目処に合弁新会社をメルシャンの完全子会社とする。

今回の事業統合により、合弁新会社は原料アルコール事業における国内トップクラスの企業として、高品質なアルコールを安定的に供給すると同時に、販売及びコスト面での競争力を向上させることで、安定した事業基盤の構築と市場プレゼンスの向上を実現する。

加工用酒類・発酵調味料事業は、キリン協和フーズ社に譲渡し、吸収分割により承継させることによりキリン協和フーズ社に統合する。

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