日本銀行が11月27日に公表した10月度の企業向けサービス価格指数は、外航貨物輸送(不定期船)、貨物用船料(外航)が大きく伸び、前月より0.3%高い94.7(2000年平均=100)となった。
運輸部門で最も大きなウエイトを占める道路貨物輸送は97.2で、前年同月比が0.7%上昇したものの、前月との比較では横ばいだった。原油の高騰を背景に上昇が続く貨物用船料は246.1で、前年同月より61.8%たかく、前月と比べても14.4%上がった。
外航貨物輸送も前年同月比23.3%、前月比5.9%それぞれ上昇し、172.6となった。