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プロロジス/JR新三郷駅前の物流施設開発に着工、ヤマトロジスティクスが入居

2007年11月30日/物流施設

プロロジスは11月29日、埼玉県のJR新三郷駅前にある武蔵野操車場跡地で、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク三郷II(ツー)」の開発に着工したと発表した。同施設は、三井不動産など複数の民間事業者による商業・物流・業務・住居が一体となった大規模複合開発「新三郷ららシティ」内に建設される。

ヤマトロジスティクスの入居が決まっており、首都圏への好アクセスな立地を活かし、スピード対応を重視した「TodayShoppingサービス」の戦略的拠点として使用されるとしている。

プロロジスパーク三郷IIは、新三郷ららシティの一画に開発するもので、新三郷駅へ徒歩約10分、首都高速道路、東京外環自動車道、常磐自動車道の三郷JCTからも程近い立地となっている。

敷地面積約3万614㎡、延床面積6万1302㎡、地上4階建ての物流施設として、2社による利用を想定したマルチテナント型(複数企業向け)の基本コンセプトに、ビルド・トゥ・スーツ型(特定企業向け)のコンセプトを取り入れたハイブリット型施設となる。1階には南北2面に合計60のバースを設置し、倉庫内有効高を6mにするなど、搬出入のスピードと荷捌き作業の効率性を向上させ、物流効率を最大限まで高める設計。

計画では、トイレ、湯沸し、階段室などに自動点滅式の照明器具、ガスヒートポンプユニットの採用や、省エネルギー効果の高い金属性断熱外壁パネルを採用し、ライフサイクルCO2排出量の削減、省エネルギー化の実施や、停電防止対策としての電力の二重化対策など、安心・安全で働きやすい職場環境に配慮。IT対応可能なオフィススペース、防災システム、24時間対応可能なセキュリティシステムを施設内に装備する。

■プロロジスパーク三郷IIの概要
名称:プロロジスパーク三郷II(ツー)
計画地:埼玉県三郷市采女新田(仮称)新三郷プロジェクト第2街区
敷地:面積約3万614㎡(9260坪)
計画延床面積:約6万1302㎡(1万8544坪)
構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造地上4階建
着工時期:2007年11月
竣工時期:2008年9月末

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