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国交省、トヨタ、昭和シェル/FTDトラックの公道走行試験開始

2007年12月05日/CSR

国土交通省は12月4日、環境性能を大幅に向上させた次世代の低公害トラック・バスの開発・実用化を進める「次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト」の一環として、FTD燃料を既存のディーゼル車に使用した公道走行試験を開始した。

プロジェクトは交通安全環境研究所を中核的研究機関として産学官連携で取り組んでいるもので、プロジェクトの対象車種の1つとして、Fischer-Tropsch製法による合成液体燃料を意味する「FTD燃料」を使用するトラックの開発を進めている。車両開発は公募で選定されたトヨタ自動車が、FTD燃料の製造は昭和シェル石油が実施している。

今回の公道走行試験では、試験車両に車両積載用トラックを使用し、愛知県豊田市周辺やトヨタ事業所間(本社-東富士研究所)を走行する。試験の目的は、冬季を含む長期間、FTD燃料が既存のディーゼル車に使えることを実証するためのもので、燃料噴射系部品などへの影響を調査。また、これらの成果をFTDトラックの開発にも活用していく。

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