LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

国交省/LNG大型トラックの公道走行試験を開始

2007年12月19日/CSR

国土交通省は12月18日、環境性能を大幅に向上させた次世代の低公害トラック・バスの開発・実用化に向け、液化天然ガス(LNG)を燃料とする大型トラックの公道走行試験を実施すると発表した。

同省では、交通安全環境研究所を中核的研究機関として産学官の連携により「次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト」を実施しており、プロジェクトの一環として公道試験を実施するもの。

LNGトラックは、天然ガスの優れた低公害性を活かしつつ航続距離を確保することが可能で、このトラックは約1000km走行できる。一方で、容器内の液化天然ガスの蒸発を抑制するため、燃料タンクの断熱性の確保といった課題もある。

公道走行試験では、12月18日から2008年3月末まで、燃料供給ステーションがある東京都荒川区南千住から福島県いわき市周辺までの一般道や高速道路で行う。現在、国内で公道走行するLNG自動車はこのトラック1台のみ。公道走行試験で得られた成果は、今後の車両の改良や、安全・環境基準の検討に活用していく。

関連記事

CSRに関する最新ニュース

最新ニュース