大日本印刷は12月18日、パソコンなどの機器類や保管書類、備品などのオフィスの資産や物品について、ICタグとバーコードの双方で管理できる物品管理システム「BRAIDMAN(ブレイドマン)」の販売を開始する。
BRAIDMANは、バーコードによる物品管理システムを開発・販売しているコンピュータシステムエンジニアリングと共同開発したシステムで、ICタグによる管理プログラムを追加するとともに、1台のラベルプリンタで、ICタグとバーコード双方のラベルを出力し、管理する対象に応じて使い分けることができる。
読み取りは、バーコード読み取り機能とICタグリーダーを組み込んだPDA1台で運用可能で、日単位での貸出予約や貸出・返却など資産の管理や棚卸しなどを容易に行える。パッケージ化されたシステムのため、低コスト・短期間での導入に適している。オプションとして、ICタグをID証とし、大日本印刷が開発した勤怠管理システムやパソコン用簡易セキュリティシステムと連携させることも可能。
大日本印刷では、2008年度に1億円の売上を見込んでいる。