サンリツは12月25日、2008年3月期の経営状況と経営環境などの変化を踏まえ、中期経営計画の見直しを行った。
2008年3月期の売上高は当初計画どおり達成する見込みだが、経常利益は、中国における競争激化と主要顧客の生産拠点シフトによる取扱高減少、本牧パッケージングセンターの開設に伴い人員、設備の先行投資を行ったことが起因し、計画を下回る見込み。
中期経営計画見直しのポイントは、提案型営業の強化と横浜、成田地区のファシリティー利用をグループ全体の顧客に対し推進することにより、当該部門の更なる増強を図るとともに、グループ間での連携を強固なものにし、ローコストオペレーションの徹底を追求し、各事業の採算性について見直す。
また、中国における事業強化を図るため営業体制、管理体制を早期に確立し管理費用を削減することに注力すると同時に、グループ全体での営業活動を強化することにより、早期の立て直しをする。
