BASFは1月1日、事業組織を「化学品」、「プラスチック」、「機能性化学品」、「高機能製品」、「農業関連製品」、「石油・ガス」の6部門からなる体制に再編した。
新しい高機能製品部門には、今年から新たに「ケアケミカル事業本部」を設置し、プラスチック関連製品では、スペシャリティプラスチックと発泡体ビジネスを既存のスチレン系ポリマー事業本部から、高機能ポリマー事業本部に移行する。
今回、新たに設置する機能性化学品部門は、触媒、建設化学品、塗料の各事業本部を統括し、これらの事業本部は、いずれも顧客各社と緊密な協力のもと、自動車産業や建設産業を中心に、業界や顧客のニーズに最適なシステムソリューションと革新的な製品を提供する。
高機能製品部門に属するのは、新設するケアケミカル事業本部と、アクリル&ディスパージョンズ事業本部(従来は機能性ポリマー事業本部)、高機能化学品事業本部で、今回の体制変更により、世界各地の顧客が製品やプロセスを最適化する際に必要となるさまざまな製品やイノベーションを従来以上に提供することが可能となる。