米国フェデラルエクスプレス（フェデックス）の高級副総裁兼中国区総裁の陳嘉良氏は27日北京にて、同社が2008年中国国内における時間厳守の配送サービス市場に大きく期待を寄せており、中国国内消費市場が拡大を続けるなかで、広州白雲国際空港に建設中の新アジア太平洋地区ハブセンターが来年操業を開始するにともない、フェデックスは中国国内における配送業務の開拓に一層力を入れ、新たな発展のチャンスとする方針を発表した。
陳氏は北京で開催された発表会で同社の2008年市場シェア拡大計画を発表、同時に中国国内配送市場が来年の業務開拓の重点となることを明らかにした。
フェデックスは６月28日、正式に中国市場における国内時間厳守の配送エクスプレスサービス開始を宣言し、国内19の都市で翌営業日配送の時間厳守サービス提供をスターとさせてきた。陳氏によると、同社の「翌営業日配送」サービスはすでに中国の30以上の主要都市で実施しされているという。（日中経済通信）
