米UPSは1月9日、ギャランティー付きドア・ツー・ドアのエクスプレス輸送のオプションを大幅に拡大し、よりシンプルなグローバル・エアフレート商品の提供を今週中に開始すると発表した。
UPSエクスプレス・フレートと呼ばれるエクスプレス商品のサービス範囲を拡大する。新しいUPSエクスプレス・フレートでは、サービスレーン数が現行の3倍以上になり、世界の主要地域への、翌日-3日間のリードタイムに対応したドア・ツー・ドアギャランティーつきサービスを提供。
緊急性の低い国際貨物向けには、UPSエアフレート・ダイレクトとUPSエアフレート・コンソリデイテッドという2種類のギャランティーなしのサービスも提供する。
両サービスともワールドワイドでの利用が可能で、集荷・配達・通関もオプションでアレンジすることができる。貨物の輸送はUPS機または他社の航空機で行うため、自由度の高い輸送が可能。
オペレーション面では、オンラインでのスケジューリングが可能になるサービスを導入。今回の新しいフレート商品の発売により、UPSでは「サプライチェーン・ソリューションやロジスティクスサービスに沿った米国内および国際間の小口貨物輸送とフレートオプションを包括的に取り揃え、サービスを全世界へ確実に提供するというUPSの取り組みがまた一歩前進したことになる」としている。
