北京-ハンブルク国際コンテナモデル列車の発車式が9日15時、北京大紅門駅で行われた。同モデル列車の開通は、アジア国家とヨーロッパ国家が鉄道国際コンテナ輸送事業を共同で推進することを示すもので、またひとつ新しい突破口が開かれたことになる。
同モデル列車は中国鉄道が組織運営、中鉄集装箱運輸有限責任公司が代行運行を行うもので、運行には路線沿線の各国政府および鉄道部門の賛同が得られている。列車は49両編成と長く、98TEU(標準箱)のコンテナを積載輸送する。
列車は北京発、中国、モンゴル、ロシア、ベラルーシ、ポーランド各国を経由、終点の独ハンブルクに至る。全運行距離は9780キロメートル、運行所要時間は18日間の予定。
アジア・ヨーロッパ2大陸の経済貿易交流はここ数年拡大を続けている。北京-ハンブルク国際コンテナモデル列車の開通によって、両大陸の経済協力と貿易往来がいっそう促進され、沿線各国により安全で簡便で経済的な国際コンテナ輸送サービスが提供されるものと見られる。(新華社/日中経済通信)