LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ANA/08年度グループ事業戦略、貨物基本ネット構築

2008年01月25日/3PL・物流企業

全日本空輸は1月24日、グループの2008年度航空輸送事業計画を策定したと発表した。中期経営戦略の初年度として経営ビジョン「アジアでナンバーワン」の達成に向けた価値創造経営を着実に進め、2010年に控えた「首都圏再拡張」に向けて体制構築を図る、としている。
物流・貨物関連では、グループの事業領域の「第3のコア・ビジネス化」を目指した収益基盤の構築、事業性の向上を実現する「貨物基本ネットワーク」の構築を行う。また、「沖縄ハブ構想」確立に向けた販売・生産体制の構築を図る。
増機する貨物専用機を活用し、「貨物基本ネットワーク」確立のため、厦門、青島、台北線への増便を行い「ウイークデーデイリー化」を確立する。機体については、ANAで運航していたボーイング767-300型機を貨物機に改造、6月に初号機、12月に2号機を導入する。同型旅客機を貨物機へ改造するのは世界初。
国際エクスプレス新会社の設立と営業開始、関西空港を中心とした貨物ネットワークの拡充などを背景に、2009年度下期に予定される「沖縄ハブ構想」に向けて円滑な貨物事業の基盤強化を行う。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース