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プロロジス/習志野に5.5万平米の複合型物流施設完成

2008年02月07日/物流施設

プロロジスは2月6日、マルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク習志野III(スリー)」が竣工したと発表した。同施設にはナカノ商会の入居が決定しており、アパレルのオンラインショッピング「ZOZOTOWN」の運営会社であるスタートトゥデイの物流拠点として利用される。また、1-3階部分については、引き続き利用企業を募集している。
プロロジスパーク習志野IIIは、物流集積地である千葉県習志野市茜浜、東関東自動車道・習志野インターチェンジから車で約15分、京葉道路・幕張インターチェンジからは約7km、JR京葉線「新習志野駅」から約2kmの場所に立地。成田国際空港と東京都東部とのほぼ中間地点に位置している。
地上5階建て、敷地面積2万5021㎡、延床面積55932㎡の大型物流施設として、2社から3社による利用が可能なマルチテナント型(複数企業向け)の基本設計にビルド・トゥ・スーツ型(特定企業向け)のコンセプトを取り入れたハイブリッド型設計を取り入れた。
プロロジス初となるセミマルチアクセス型の物流センターとして、地上から4階に大型車両が直接乗り入れることができる大型ランプウェイを1基(上り下り兼用)設置し、1階から3階そして4階から5階を分割区分けすることで、それぞれ独立して利用できる構成となっている。1階から3階、4階から5階の各倉庫スペース間は、独立型の垂直搬送機や荷物用エレベーターで接続されている。
トラックバースは、1階に両面で計38台、4階に片面19台の大型車両の接車ができる高床式バースを設置し、シームレスで迅速な作業が可能なスルー型構造を取り入れている。敷地内は車両の周回ができるため、円滑・迅速な出入庫が可能。
また、サステイナブルな総合物流センターとして、大規模な屋上緑化システムを導入し、室内の断熱効果の向上やヒートアイランド現象の抑止、温暖化の防止に貢献する。IT完備のオフィススペース、防災システム、24時間対応可能なセキュリティシステムも装備し、乗用車用駐車場を85台分設置した。
入居企業を募集している1-3階部分は、最大2区画への分割が可能で、1-2社の入居を想定。各区画の賃貸面積合計(1-3階)はそれぞれ約1万5110㎡、約1万4300㎡となっている。
■プロロジスパーク習志野III(スリー)概要
所在地:千葉県習志野市茜浜3-6-3
敷地面積:2万5021㎡(7569坪)
延床面積:5万5932㎡(1万6919坪)
構造:RC造地上5階建
着工:2007年3月22日
竣工:2008年2月6日


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<プロロジスパーク習志野III>

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