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プロロジス/神奈川・座間市で大規模物流施設に着工

2008年04月23日/物流施設

プロロジスは4月22日、マルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク座間I」の着工を発表した。竣工は2009年5月で、入居企業を募集している。
「プロロジスパーク座間I」は、「プロロジスパーク座間II」の2つの施設で構成される、敷地面積約11万平方メートルの「プロロジスパーク座間」の第1期開発。2施設を合わせた開発規模は、プロロジスが手掛けた物流施設の中で国内最大の開発案件となる。
「プロロジスパーク座間I」は、敷地面積5万9475平方メートル、延床面積13万9211平方メートル、地上5階建、40フィートコンテナトレーラーが各階へ直接乗り入れ可能な大型ランプウェイを2基(上り専用、下り専用)、合わせて約190台分のトラックバース、約350台分の屋上駐車場を備え、作業効率を最大限まで高める流通型物流センターとして設計されている。
ワンフロアが間口で約300メートル、倉庫面積約2万4000平方メートルという大規模な倉庫スペースを有し、プロロジスが開発してきた施設の中でも、これまで以上に効率的な運営が可能、としている。また、倉庫内は入居企業のニーズに合わせて、ワンフロアで最大4分割まで可能。
IIと合わせた「プロロジスパーク座間」全体の開発計画では、レストラン・休憩所などのアメニティ施設を開発中の「プロロジスパーク座間II」と共用で設けることになっており、IT完備のオフィススペース、防災システム、24時間対応可能なセキュリティシステムも導入する。
また、プロロジスが推進するサステイナビリティへの取り組みの一環として、プロロジスが特許取得している免震構造(杭頭免震)を導入し、地震発生時にも荷崩れや保管物の破損を防ぐとともに、施設内で働く従業員の安全を確保する。加えて外壁には省エネルギー効果の高い金属性断熱外壁パネルを採用。敷地内には緑地を多く設け、3時間の降雨量を想定した雨水浸透貯留槽を設置、降雨時の河川氾濫の抑制と地下水への還元に貢献する。また、自然エネルギー活用のため、風力発電や太陽光パネルの導入も検討している。
現地は国道246号線から約2キロメートル、東名高速横浜町田IC、国道16号線から約5キロメートル、東名高速厚木ICから約9.8キロメートルの場所に位置し、首都圏エリア、神奈川・東海エリアへのアクセスに至便。鉄道では小田急線南林間駅、中央林間駅、相武台駅、東急田園都市線中央林間駅、相鉄線さがみ野駅からそれぞれ約3キロメートル圏内と交通アクセスにも恵まれ、入居企業の従業員確保にも有利となっている。
■プロロジスパーク座間Iの概要
名称:プロロジスパーク座間I(ワン)
所在地:神奈川県座間市広野台2-4958-6
敷地面積:約5万9475㎡(1万7991坪)
延床面積:約13万9211㎡(4万2111坪)
構造:PCプレストレストコンクリート造一部鉄骨造地上5階建
着工:4月
竣工:2009年5月

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