ラサールインベストメント／大型物流センター「ロジポート川崎」竣工

ラサールインベストメントマネージメントインクは、SPC「川崎プロパティー特定目的会社」を通じて川崎に開発したマルチテナント向け物流施設「ロジポート川崎」が竣工したと発表した。
2007年5月に先行して竣工した商業施設である「コストコ川崎倉庫店」と一体で開発された物流施設で、「ロジポート柏」「ロジポート大阪」に続くロジポートシリーズとして、3番目の施設となる。
「ロジポート川崎」は、地震時の損害を軽減し保管財産を守る免震構造、天候に左右されない高作業効率な全天候型倉庫、全階層自走式（40フィートコンテナ対応）、24時間操業などの特色を持つ。
1階あたり約2万790㎡の5階建てで、照度が高く、柱間が広いなどのきめ細かいといった配慮を施した。また、JR川崎駅からのアクセスは良好で、従業員、パートの確保も容易。羽田空港、川崎港、大井埠頭、横浜埠頭など主要港へのアクセスに優れる。
物流担当執行役員でラサールインベストメントマネージメントCEOの中嶋康雄氏は「開発マネジメント力を活かし、包括的な物流ソリューションを提供し、日本全国で積極的な展開を図る」と話している。
マルチテナント型倉庫で既に稼働しているロジポートシリーズの第一弾「ロジポート柏」の稼働率は現在100％で、第二弾の「ロジポート大阪」も90％を越える稼働率となっている。これらの物件は「ラサール日本ロジスティクスファンドI」（運用資産規模約2000億円）に組み入れている。
■施設概要
名称：「ロジポート川崎」
所在地：神奈川県川崎市川崎区池上新町3-1-6
敷地面積：6万4194.26㎡（1万9418.76坪）
延床面積：16万285.97㎡（4万8486.50坪）
・倉庫賃貸部分延床面積：10万3661.91㎡（3万1357.43坪）
・事務所賃貸部分延床面積：3595.79㎡（1087.63坪）
構造：鉄骨造+鉄骨鉄筋コンクリート造5階（耐震壁 鉄筋コンクリート）
用途地域：工業地域
着工：2006年10月
竣工：1月31日