関西汽船／荷動き減少などで赤字幅拡大

関西汽船は2月15日、物流の荷動き低下で影響を受けたとして、2007年12月期通期業績予想を下方修正した。
連結業績は、後半に入り物流荷動きの減少の影響を受けたほか、旅客・乗用車輸送で高速バスなどのほかの交通モードとの競争の影響で、売上高が前回予想を4億円下回る129億円に修正。これに燃料油価格の高騰など利益圧迫要因の影響があり、営業損失、経常損失、最終損失の損失幅が大幅に拡大する見通しとなった。
修正後の損益は、営業損益が5.9億円の赤字、経常損益5.2億円の赤字、最終損益は5.2億円の赤字。