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国交省調べ/宅配貨物13.8%増加、11月分トラック輸送情報

2008年02月20日/調査・統計

国土交通省が2月19日に発表した2007年11月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物は調査対象32社の輸送量が665.2万トンで、前月と比べ総輸送量が約0.2万トン増加、前月比100.1%(季節調整済み98.8%)となった。前年同月との比較では、約1万4000トン増加、100.2%の実績。
平均稼働日数は23.6日で、前月と比べ1.8日の減少、前年同月と同一の日数だった。稼動1日当たりの輸送量は28万1868トンで、前月と比べ約2万トン増加、前月比107.7%となり、前年同月比で600トン増加、100.2%となった。
宅配便は、調査対象19社の宅配便貨物の取り扱い個数が2億8010万個で、前月と比べ約3388万個増加、前月比113.8%(季節調整済み107.4%)となり、前年同月との比較では、約2612万個増加したため、前年同月比110.3%の実績となった。
品目別、地域別輸送状況は、前月と比べると「金属製品」「機械」「化学工業品」など、貨物量の減少がみられる品目が多い中、お歳暮時期の前倒しによる「その他(宅配便・百貨店配送品)」の貨物増により、全体としては微増。地域的には「金属製品」「機械」「化学工業品」が神奈川、関東を中心に減少し、「その他(宅配便・百貨店配送品)」は全国的に増加した。前年同月と比べると、貨物量は微増。
品目別では「金属製品」「機械」「化学工業品」「食料工業品」で工場・生産地からの貨物減等を要因とする減少回答がみられた。地域的には「金属製品」が関東地方、中部地方、兵庫、中国、福岡で、「機械」が東京、中部で、「化学工業品」が関東地方、愛知、近畿地方、中国で、「食料工業品」が中部でそれぞれ減少した。
全国の一般貨物トラック事業者(回答事業者数807社)の輸送量は前月比98.6%、前年同月比102.2%だった。

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