アステラス製薬／グローバル経営体制強化

アステラス製薬は、世界の医薬品市場での一層の競争力強化を目的に、2008年4月1日付で、グローバル経営体制を改訂するとともに、グローバル開発本社機能を有する新会社として、米国イリノイ州に、Astellas Pharma Global Development Inc.を設立する。
同社は、現在、日本、米国、欧州、アジアに事業拠点を有し、2008年3月期での海外売上高比率は50％を超える見込みで、今後も引き続き海外売上高比率が高まるものと予想している。
今後さらに欧米、アジアでの事業拡大を推進する必要があり、世界の医薬品市場での一層の競争力の強化を図るため、迅速かつ的確な意思決定を可能とする最適なグローバルマネジメント体制を構築することとした。
研究・開発・技術部門は各機能をベースとしてグローバルに、営業・スタッフ部門については日米欧亜の地域ごとにマネジメントを行うマトリックスマネジメント体制を強化し、この一環として、機能をベースにマネジメントする部門については、各本社機能をグローバルな視野から最適な地域に配置する。