大竃湾保税港区で冷蔵物流国際中継業務がスタート

3100トン以上の冷凍タラがこのほどロシア籍の貨物船MERCURY号から卸され、大連税関の管理監督の下、大竃湾保税港区の大連毅都集発冷蔵物流有限公司が所有する冷蔵庫へ運ばれた。大竃湾保税港区で初の冷蔵食品の国際中継業務がこうして行われ、同保税の冷蔵物流業務は新しい発展の契機を迎えた。
冷蔵物流センターの建設は、大竃湾保税港区が発展する上の重要事項のひとつ。国際中継業務の展開は保税港区の冷蔵物流センターを迅速に国際化に向かわせ、大連港の東北アジアへ与える影響力をより一層高めることになる。
初の冷蔵国際中継貨物の迅速な通過を保証するために、大連税関は１週間前に科学的効果の高い管理監督プランを制定した。
プランには、グリーン通路通関の開通、船舶検査などの一連の優遇措置が含まれており、その後、税関は自主的に物流企業や港湾事務会社に政策面でのサポートを提供し、船舶が税関で迅速に通関手続きを済ませ、１時間以内に貨物を倉庫に収納できるよう取り計らうという。（新華社／日中経済通信）