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日通/中国向けULDインタクトサービス、仕向地を拡大

2008年03月07日/国際

日本通運は3月6日、北京・天津向け航空貨物の自社パレタイズ一貫輸送サービス(ULDインタクトサービス)の販売を2月25日から開始したと発表した。
これにより、日通の中国向けULDインタクトサービスは、既に販売を開始している香港・上海・広州・大連と合わせて6仕向地まで拡大した。
北京・上海向けのULDインタクトサービスは、輸送品質を向上させるために、空港に近接する日通の保税上屋で、航空機に搭載する機器(ユニット・ロード・デバイス)に積み付けを行い、到着地でも日通の海外現地法人・天宇客貨服務有限公司の保税上屋までULDのまま搬入し取り卸しを行う。
従来のサービスに比べ、航空会社へ搬入・引取りの時間が短縮されるため、荷物の引渡し時間が短縮されるほか、貨物の積み卸し作業回数を削減でき、ダメージ事故防止に有効な輸送手段。
日本では、成田・関西・中部の三大国際空港に展開する自社保税上屋にULDハンドリングシステムを設置している。
今回、サービスを開始した北京・天津は、中国環渤海経済圏のゲートウェイ都市で、半導体、液晶、携帯電話、PC、自動車産業が集中。8月に北京オリンピックが開催されることから、航空貨物輸送の需要が高まるとしている。

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