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スミダコーポレーション/中期経営計画で、製造、物流、技術シナジー体制構築

2008年03月24日/SCM・経営

スミダコーポレーションは、2008年度から2010年度までの新中期経営計画「TripleEx」を策定した。
計画の中で、グローバルな開発・生産・販売体制の拡充するとして、事業基盤を一層強化、拡充するため、M&Aによる水平、垂直統合を継続的に実行しながら、研究開発、購買、製造、マーケティング、販売のグローバルなネットワークを更に効果的に展開するとしている。
第一段階では、華南に位置する番禺の西部及び北部に製造のサテライト拠点群を構築する計画で、第二段階では、インドシナ、タイを対象とした展開を図り、特にベトナムの既存拠点と連携した工場群の設置を検討する。将来的にはタイ、そして最終的にはインドへとつながる製造拠点の展開を想定している。
さらに、目標として、番禺工場群を中心にこれらの新たな拠点間で製造、物流、技術面における有機的な連関を創出し、相互の連携によるシナジー効果を活用したさらなる低コスト生産体制を構築することろしている。
また、成長著しい新興市場への適切な対応を図ることで、華南の番禺からインドへとつながる製造拠点の有機的な連合体“スミダシルクロード”を実現する。
一方で、原材料コストは、スミダの製造コストの中で高い比率(製造原価の約40%)を占めており、今後、材料調達と製造外注先のローカル企業とのアライアンス、M&Aの実行を通じ、更なる原材料のローカル調達と内製化を進め、原材料価格の変動に素早く対応するという。

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