中国、06年コンテナ船受注シェア21％　「中遠川崎」試験運転

南通中遠川崎船舶工程有限公司が建造したコンテナ積載量１万TEUのコンテナ船「中遠川崎48号」が16日、試験運転を開始した。
同船は全長349メートル、幅45.6メートルで甲板面積はサッカー場3.5個分の広さという。１度に１万62個の20フィート標準コンテナを積載することができる同船は、現在のところアジア最大かつ最も先進的なオーバーパナマックスのコンテナ船の１つという。４月３日より正式に使用が開始される。
ここ数年、中国のコンテナ船の受注シェアは着実に伸びている。国防科学工業委員会船舶業界治理弁公室の統計によると、2006年、中国が有するコンテナ船の受注が日本を上回り、世界市場の中国企業の受注シェアは2000年の10％弱から21％に拡大した。（日中経済通信）