共立と新ダイワ工業は4月14日、株式移転により共同持株会社を設立し、経営統合を行うことを決めた。12月1日の持株会社設立を目指す。
両社はともに、世界のグリーンメンテナンスを対象とした市場で小型エンジンを搭載した屋外作業機械の製造・販売を主力事業の一つとしており、屋外作業機械業界では、新興国企業の廉価攻勢、国際的な業界再編が進み、グローバルレベルで競争が激化している。
こうした競争環境に対応するため、2007年5月21日に業務・資本提携契約を締結。開発・購買・生産・物流・販売などの各部門で、提携目的達成に向けて経営資源の相互利用の可能性を検討。国際市場をにらんだ戦略展開をさらに効果的、スピーディに実践し、一層の企業価値増大を図るためには、両社の経営資源の共有・共同化が不可欠として、経営統合に踏み切るもの。