双葉電子、D-M-E／新たな戦略的提携

双葉電子工業と、米D-M-E Company（米国ミシガン州マディソンハイツ、以下：D-M-E社）は4月22日、グローバル市場を見据えた戦略的提携を発表した。
提携内容は、関係子会社の株式譲渡、新製品へのアクセスと両社にとっての販路拡大が含まれ、世界的に新たなビジネスチャンスを創出するとともに、顧客ニーズへの対応が可能になる。
この提携は、D-M-E社の日本子会社である日本ディー・エム・イー（以下：日本DME）の株式のうち、三菱製鋼の全持株を双葉電子が取得することで3月31日に完了した。
D-M-E社は引き続き日本DMEの株式の51％を所有し、49％を所有する双葉電子とともに国内の金型技術市場に注力する。
この提携により双葉電子は、D-M-E社が保有する最新のプラスチック成型技術と広範な製品群「ホットランナーシステム、温度コントローラー、スタック・モールド・センタリング機器など」を活用することができ、高度化する国内市場におけるサービスの向上を図ることができる。
さらに、D-M-E社が持つ世界的な販売/サービスネットワークへのアクセスが可能となり、グローバル市場における事業の拡大が期待できる。