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三菱倉庫/08年3月期、最終利益38.4%減少

2008年05月01日/決算

三菱倉庫が4月30日に発表した2008年3月期連結決算は、売上高1694億円(前期比10.8%減)、営業利益122億円(22.0%減)、経常利益138億円(17.1%減)、当期純利益88億円(38.4%減)となった。
売上高は、物流事業で国際運送の貨物取扱量が増加したものの、顧客の事業再編や航路再編のほか連結子会社における会計処理修正の影響により減収となり、不動産事業で不動産賃貸料が増加したもののマンション販売物件の減少で大幅減収となったのが影響した。
また営業原価は、物流事業で倉庫・港湾運送などの貨物取扱量の減少、会計処理修正の影響により作業運送費用が減少し、不動産事業でマンション販売物件の減少に伴い不動産販売原価なども大幅減少し、販管費が5.2%増加した。
当期純利益は、投資有価証券売却益を特別利益として計上したものの、前期に神戸の賃貸用商業施設での主要テナント解約などに伴う施設解約補償金、名古屋の倉庫用地の買換などに伴う固定資産処分益を特別利益として計上したこともあり、大幅な減益となった。

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