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三菱倉庫/9月中間期、営業利益15.9%増加

2007年11月01日/決算

三菱倉庫(株)が10月31日に発表した9月中間期の連結業績は、売上高842億円(前年同期比0.2%増)、営業利益63億円(15.9%増)、経常利益71億円(14.8%増)、中間純利益47億円(27.5%減)となった。

物流事業では、医薬品配送センター業務の取扱拡大や新倉庫の建設、海外拠点の拡充などに努め、国際運送取扱貨物が増加したものの顧客の事業再編や航路再編のほか連結子会社での会計処理修正の影響もあった。

営業利益は、物流事業で前年同期をやや上回り、不動産事業で増益となった。中間純利益は、投資有価証券売却益を特別利益として計上したものの、多額の施設解約補償金を特別利益として計上したことにより一時的に大幅に増加した前年同期に比べ、減少幅が大きくなった。

通期の見通しは、倉庫、港湾運送など物流業界で貨物量の増加が見込まれるものの物流合理化の影響などがあり、不動産も業況の改善は緩やかなものにとどまるものとしている。

このため通期の売上高は、物流事業で倉庫、陸上運送の両事業が食品などの取扱が増加するものの顧客の事業再編の影響により医薬品などの取扱が一時的に減少する。港湾運送事業は顧客の航路再編の影響によりコンテナ貨物の取扱量が減少する見通し。

国際運送取扱事業では、欧米向け海上貨物や航空貨物を中心に取扱量が増加するものの、連結子会社での会計処理修正の影響もあり、前期並みの収入にとどまると予想している。

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