東海運／中期計画策定、国際物流強化へ三国間輸送拡充

東海運は5月12日、2008-2010年度の中期経営計画を策定した。
重点施策として、①国内物流事業の強化・拡大②国際物流事業の拡大③環境事業の拡大④グループ経営の強化――などに取り組む。
国内物流事業の強化・拡大では、港湾物流の核となるコンテナターミナル事業で業容の拡大を図るため、海外船社との業務提携を推進していくとともに、倉庫施設の整備・拡充により業務効率の向上、物流コストの削減を図る。また、主要得意先との関係強化を図るため、高品質なサービスを提供して業務提携などを推進する。
国際物流事業の拡大では、世界約70か国・200都市を網羅するタンデム・グローバル・ロジスティクスのネットワークを最大限に活かし、アジア地域内、欧米向けの三国間輸送の拡充を図るほか、現地物流事業の拡大による国際複合一貫輸送業務の商権拡大を図る。