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名鉄運輸/08年3月期、最終損失28億円

2008年05月13日/決算

名鉄運輸が5月12日に発表した2008年3月期連結決算は、売上高944億円(前期比0.9%増)、営業利益10億円(23.6%減)、経常利益6億円(35.2%減)、最終損益28億円の損失(前期は5億円の利益)となった。
九州地区、北海道地区の分割、流通倉庫事業部の設置など、組織再編による事業の絞り込みと効率化を進めるとともに、長距離路線や積載効率の悪い運行便の見直し、区域事業の拡大、元請業務の受注強化など、グループ各社が特性を活かした営業を展開。
また、輸送品質向上への取り組みとして、誤配防止キャンペーンの集中的な実施や、定時出発の徹底による確実なダイヤ運行の確保、貨物輸送情報提供の強化など顧客サービス向上に努めた。
しかし、燃料費の高騰と税制改正による減価償却費の増加による経費増が大きく影響。特別損失として14億円の減損損失を主に九州名鉄運輸で計上し、名鉄運輸本体で繰延税金資産の取崩しを行ったため、最終赤字に転落した。

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