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玉井商船/08年3月期、営業利益3倍増

2008年05月19日/決算

玉井商船が5月16日に発表した2008年3月期連結決算は、売上高70億円(前期比36.1%増)、営業利益19億円(3倍)、経常利益17億円(2.9倍)、最終利益9億円(2.7倍)となった。
外航海運部門では、ハンディーマックス型船を中心にスポット市況高騰を追い風として収益を押し上げ、用船料の上昇や燃料油の高止まりなどのコスト圧迫要因があったものの、前期を大幅に上回る利益を上げた。
内航部門では、水酸化アルミ関連貨物、タンカー貨物の輸送量が堅調に推移したものの、燃料油価格の高騰、船員費や修繕費などの上昇に伴う用船料の値上がりなどコスト圧迫要因があり、大幅な収益の改善には至らなかった。
大幅な増収となった要因は、外航海運業で海運市況が期を通じて騰勢を強め、高水準で推移、穀物などの運賃が前期に比べ大幅に値上がり、穀物輸送の2航海増など。
利益面では、航海数増や燃料油価格高騰による運航費の増加、海外社船2隻の入渠に伴う修繕費増などによる船費の増加などがあったものの、売上高の増加が上回った。

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