損害保険ジャパンは5月26日、社内で日々大量に輸送される重要書類の輸送状況を追跡管理するシステムを構築し、5月14日から稼動させたと発表した。
このシステムの稼動により、個人情報を含む重要書類の社内間の輸送で中間経由地の通過記録をリアルタイムに管理し、より確実な受け渡しを実現する、としている。
社内間の重要書類送付の際に、あらかじめ送付元、送付先、送付物などの情報を新システムに入力すると自動的にバーコード付きの送付状が作成される。新設した重要書類専用封筒に送付状を添付し、中間経由地でこのバーコードを読み取ることにより、社内の輸送状況をリアルタイムに把握する。
送付先の部署で送付物受領完了の入力を行うことで、送付元あてにメールが通知され、所定の日数経過後に送付物が到着しない場合には、確認を求め警告メールが自動的に送付元・送付先の双方に送信される。
新システムの対象となる重要書類は、センシティブ情報を含む書類をはじめ、主に顧客情報を含む書類で、グループ会社を含む新システムの利用対象者数は約2万人、想定通数は1日あたり6000通に上る。
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損保ジャパン/社内物流追跡管理システムを構築
2008年05月27日/IT・機器
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