DHL／ルフトハンザカーゴと共同出資の航空貨物会社設立

DHLジャパンは1月30日、DHLエクスプレスとルフトハンザカーゴが共同出資で貨物航空会社を設立すると発表した。DHLアビエイション部門のチャールズ・グラハムCEOと、ルフトハンザカーゴのカーステン・シュポア社長が、フランクフルトで開催されたイベントで新会社の社名「エアロ・ロジック」を発表した。
両社が50％ずつ出資し、ライプチヒ・ハレ空港があるドイツのライプチヒに本社を構える。新貨物航空会社は、グレーとイエローの「エアロ・ロジック」のロゴで機体を飾ったボーイング777-200LRF機を使用し、2009年の夏季スケジュールから運航を開始する。
新会社の立ち上げに際し、カーステン・シュポア氏は「新会社はDHLとルフトハンザカーゴが長年にわたって築いてきた強力なパートナーシップの集大成。エアロ・ロジックというこの中立的なブランドは、航空貨物分野において我々が提供する競争力のある優れた輸送サービスを象徴している」と述べている。
また、チャールズ・グラハム氏は「ボーイング777-200LRF機8機のリース契約を締結した。2009年に最初の4機の納入を予定している。これにより、段階的にエアロ・ロジックの路線網を構築することができるようになる。2010年にも4機、2011年には2機を追加納入するほか、2012年には予備機の補充も予定している」と、今後の機材導入計画を明らかにした。