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日本レップ/川崎・東扇島地区に新物流施設、バンナムグループなど入居

2008年06月02日/物流施設

日本レップグループは5月30日、川崎市の東扇島地区に新物流施設「J-REPロジステーション東扇島」を竣工させた。
J-REPロジステーション東扇島は、敷地面積2万8351.30平方メートル、地上4階建・鉄骨造、延床面積4万4846.00平方メートルのマルチテナント型(複数企業向け)大型物流施設。テナントには3PL事業を推進するケイヒン配送、バンダイナムコホールディングスの物流子会社、ロジパルエクスプレスの入居が決まっている。
2005年にJ-REPグループが取得したストック機能中心の築後26年の施設を、新たにJ-REPロジステーション仕様で再開発した。延床面積は旧施設の約2倍以上に広がり、1階には東西両面に計50台のトラックバース(接車スペース)を確保。荷物の上下移動に十分な能力を持つ昇降設備、物流機器配置や動線確保に適したレイアウトを備え、TC・DCとしての用途に対応した。
さらに周囲の環境に配慮し、建物北西側の運河に面して従業員のアメニティ・スペースとしても活用できる緑地と遊歩道を整備し、川崎市の設定する建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)のAランクの基準を満たした。東扇島地区は羽田空港に隣接、首都高速湾岸線や川崎・横浜港へのアクセスに優れるため、物流施設の集積地となっている。
J-REPグループは、首都圏で既にJ-REPロジステーション足利、入間、板橋のほか、「松戸ロジスティクスセンター」を開発・竣工しており、新たに開発・計画中のJ-REPロジステーション辰巳、水江町、足利II(ツー)を含め、首都圏で20拠点にのぼる物流拠点を開発・運営・計画している。
■施設概要
施設名称:J-REPロジステーション東扇島
所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島
設計・監理:創元設計
施工:JFEシビル株式会社
構造・階層:鉄骨造4階建
敷地面積:2万8351.30平方メートル
建物延床面積:4万4846.00平方メートル


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J-REPロジステーション東扇島

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