ブリヂストン／輸送業者向け新ソリューション・ビジネスを展開

ブリヂストンは6月20日、省資源、省エネルギー、CO2排出量削減など環境保全に貢献するリトレッドタイヤを活用し、輸送事業者向けの新たな提案型ビジネスとして、「エコバリューパック」を展開すると発表した。
「エコバリューパック」は、新品タイヤとリトレッドタイヤ、これらを最大限有効活用するためのタイヤメンテナンスを組み合わせることで、タイヤのトータルライフ向上を実現するソリューション・ビジネス。
ブリヂストンでは「顧客の環境経営に貢献するとともに、タイヤに関わるトータルコストを削減することができることから、欧米のトラック・バス用タイヤビジネスにおいて広がりつつある」と説明している。
新ビジネスの展開に伴い、社内の新組織として「ブリヂストン・バンダグ・モビリティー・ソリューションズ」（BBMS）を7月から立ち上げる。日本国内でのトラック・バス用タイヤビジネスの新しい方向性を追求し、ソリューション・ビジネスを強化する。
エコバリューパックのメニューとしては、タイヤに関する業務を一括請負し、料金もタイヤとメンテナンスの総額で契約するプランと、タイヤは新品とリトレッドのパッケージ使用を前提として、通常通り単品販売し、タイヤメンテナンスのみ請負うプランの2種類を用意する。