キヤノンは7月7日、デジタルカメラの生産拠点を長崎県に整備する、と発表した。
物流面でのアクセスの良さなどから、長崎県が造成中の波佐見工業団地(波佐見町)内を新工場の建設地に選定。大分キヤノンとの連携による相乗効果を見込んでいる。
事業費約174億円を投じて、2009年1月に建設工事に着工し、同年12月の操業開始を目指す。年産能力は約400万台で、従業員は1000人以上を見込んでいる。
敷地面積約20万7000㎡で、施設の延床面積は約4万1000㎡を見込んでいる。コンパクトデジタルカメラと、デジタル一眼レフカメラの製造を行う。
7月中に生産子会社、長崎キヤノンを波佐見町に設立する。