バンテックは、白石工業団地（福岡県苅田町）に九州最大級の自動車部品物流センターの建設に向けての用地取得を決定したと発表した。
新物流センターは、日産自動車の九州工場に隣接する工業団地内に立地し、日産自動車向けの部品物流を手がけ、総投資額40億円をかけ、来春稼動を予定している。
九州北部地域には自動車メーカーの生産拠点が集まり、それに伴い自動車部品メーカーの集積が進んでいる。
同社では、このような背景を踏まえ、九州において戦略的に物流センターの充実を図ってきたが、今後の物流需要の増加に対応するため福岡県内で4番目となる拠点を設けることを決定したもの。
なお、苅田地区を中心とした部品メーカーの流通加工や輸入部品取扱業務などの受注拡大を目指す。
新物流センター概要
名称：九州第4物流センター（仮称）
立地場所：福岡県京都郡苅田町、白石工業団地A/B/C区画
敷地面積68,946.68㎡
延べ床面積約43,000㎡（予定）
投資額：土地約14億円（建屋・設備等を含む総投資額は40億円超となる見込み）
操業開始：平成21年4月
業務内容：自動車部品物流（保管・納入・流通加工）
