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SAS/企業のサステナビリティ戦略支援を強化

2008年07月10日/IT・機器

SAS Institute Japanは7月9日、企業のサステナビリティ(持続可能性)戦略支援の取り組みを強化すると発表した。

企業活動を財務実績だけでなく、環境や社会的な側面を含めたトリプルボトルラインで分析・評価し、サステナビリティという新たな経営課題の解決を支援するインテリジェンス・ソリューションである「SAS サステナビリティ・マネジメント」を日本市場に7月25日から提供を開始する。

このマネジメントは、企業がサステナビリティ戦略を策定し、これを的確に実行するための洞察と進化を生み出すパフォーマンス管理を実現。企業のサステナビリティレポートに関する国際なガイドラインであるGRI(Global Reporting Initiative)のフレームワークを採用し、従来の財務情報を主とした企業パフォーマンス管理に、二酸化炭素排出量や雇用実績など、多くのトリプルボトムラインの指標を取り入れることができる。

また、事業活動と二酸化炭素排出量、コストを関連付け、収益性と環境配慮を両立させる最適なバランスを算定。企業は、同マネジメントを導入し、企業内に散在するトリプルボトムラインに関連付けられるデータを企業全体のデータとして統合・蓄積した後、環境対策に必要な予測的分析を行い、サステナビリティの向上を図り、透明性を確保することができる。

同日付けで行われた記者会見で、SAS Institute Japanの吉田仁志社長(写真)は「サステナビリティ経営は、従来の収益拡大だけでなく、環境、社会に広げたトリプルボトムラインの業績を向上させる。『見える化』と『予見力』によるサステナビリティ経営の確立が+急務である」と話した。

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