日立建機は7月22日、190トンクラスのEH3500AC Ⅱリジッドダンプトラック(定格積載量185トン、車両総重量325トン)を9月1日から、世界の大規模鉱山向けに発売すると発表した。
EH3500AC Ⅱは、新幹線などの鉄道車両で使われているインバータ技術をベースとした日立製作所製の最新IGBTを搭載したAC駆動方式を採用。また、エンジンは米国のEPA(環境保護局)排出ガス2次規制に適合しているなど、全世界に供給可能な車両となっている。
AC駆動方式のダンプトラックは、エンジンで発電機を駆動し、その電気をインバータなどの制御機器で制御した後、交流(AC)モータを駆動し、走行するという方式を採用している。