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メトロ/ICタグ利用の拡大計画を発表

2008年07月31日/国際

独小売大手メトロ・グループは、RFIDを使ったICタグの利用を拡大する計画を発表した。新たにドイツ国内の200カ所の「リアル」の店舗のほか、「メトロ・キャッシュ・アンド・キャリー・フランス」の店舗で導入する。

同グループが2007年10月から取り組んできたRFID開発が、年内に次の段階に入ることに合わせた動きで、「リアル」ブランドの店舗では、商品納入庫のドアに読み取り機を設置する計画。

「メトロ・キャッシュ」については、ドイツ国内店舗で現在、既に40%の納入商品について、RFID装着のパレットで納入されている。今後は、フランスの各店舗でも導入する計画。

同社の利用拡大プログラムは、ロジスティクス面での効率化が主な目的で、小売業者と生産業者の双方にメリットがあるという。

メトロ・グループとIT分野の協力企業は、独自開発の「スターター・キット」を提供するなどして、RFID技術の導入を計画する生産業者に対する支援も行っている。このほか、マイナス24度になる冷凍食品の配送センターなど、苛酷な倉庫環境でもRFIDが作動するようなハードウェアの開発も進めている。(翻訳)

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