日本通運は、タイ・バンコク向け航空貨物の自社パレタイズ一貫輸送サービス(ULDインタクトサービス)を8月中旬より販売開始する。
現地法人タイ日通は、ことし6月にタイ税関よりスワンナプーム空港貨物地区内フリーゾーン(保税)倉庫の営業認可を取得した後、業界に先駆けて、ULD一貫輸送商品の導入に向け、タイ税関と空港内ターミナル会社との折衝とともに、試験輸送による検証作業を実施し、自社パレタイズによるULDインタクトサービス商品の販売準備を行ってきた。
新サービスは、空港内ターミナル会社による取り卸しが原則であった従来のサービスに比べ、ULD取り卸しの全ての作業をタイ日通スタッフが行うことにより、貨物のダメージを軽減、高品質な輸送が可能となる。
また、フライト到着後、ULDが空港内ターミナル会社を経由せずにランプサイドから直接タイ日通のフリーゾーン倉庫に搬入されるため、飛行機の到着から貨物引取りまで、最大約4時間短縮され、安全・確実・スピーディなサービスの提供が可能となる。
問合せ
日本通運 東京航空支店
国際貨物部アジア・オセアニア開発課
井戸・廣山
TEL.03-5442-5233