ウォルマート・ストアーズが発表した2009会計年度第2四半期(今年5-7月)決算は、純収入が1016億ドルで、前年同期の920億ドルから10.4%増となった。
継続事業利益は、33億8500万ドルで、前年の30億9700万ドルから9.3%伸びた。希薄化後1株当たり利益は0.86ドルで、前年の0.75ドルから増大した。前年同期には、一般的賠償責任および従業員補償経費、不動産売却益、法的費用による1株当たり純利益0.04ドルが含まれていた。
今年7月に実施した子会社ガゼリー・リミテッド(Gazeley Limited)の売却益については、第3四半期に計上される見込み。
今四半期決算には、前子会社マクレーン・カンパニー(McLane Company)の税処理に関する事業撤退利益6300万ドルが含まれている。
さらに、ウォルマート社は、2007会計年度中に行ったドイツでの事業の売却に伴う費用が1億5300万ドルだったことを明らかにした。
リー・スコット社長兼CEOは「堅調な事業と資本の効率性の向上により、第2四半期は記録的な利益を上げられた。結果として今会計年度上半期に50億ドル近くのフリー・キャッシュフローが得られた」と話した。(翻訳)