プラネットは8月26日、ライオン、DHC、パルタックなどユーザー24社と共同で実施した障害対応訓練を無事に終了した。
メーカーや卸売業など各界のユーザーが基礎的な発注データと仕入れデータで送受信を試験的に行い、受発注ネットワークが維持可能であることも分かった。
この訓練は、プラネットの首都圏センターが直下型地震など大規模災害に襲われ停止した場合を想定し、大阪センターのバックアップ・サーバーに切り換える訓練を実施したもの。大阪センターのサーバーはコールドスタンバイのため、センターではシステムの立上げを行い、ユーザーは大阪のサーバーに新たに接続し、データの送受信テストを行った。
同社は今回の訓練で、大阪センターのサーバーが、早ければ1時間以内、3時間以内には確実に起動することなどを確認。来年以降はデータの種類を増やし、取引全体をカバーできるように拡充させる。