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デンソー/東北地域へのモーダルシフトなどを開始し、3300トンのCO2を削減

2008年09月05日/CSR

デンソーは、「CSRレポート2008」を発表し、物流業務として、一日あたり3.3万立方メートルの製品を出荷し、トラック・鉄道・船舶により国内外の納入先に輸送している。

物流のCO2削減は、業務を委託する物流子会社のデンソーロジテムと連携して取り組んでおり、「積載率の向上」「モーダルシフトの推進」「最適ルートによる省エネ輸送」「エコタイヤなど燃費向上ツールの導入」などの施策を複合的に推進している。

2007年度の物流分野でのCO2削減実績は、物量が6%増加したが、東北地域へのモーダルシフトを開始し、エコタイヤの導入(燃費向上)、熱機器製品の一部生産移管、低床トラックの導入による積載率の向上、九州地域への中継地変更(距離短縮)などによって3300トンのCO2を削減することができた。CO2の総排出量は、削減の目標値として定めた4万5100トンと同量となった。

2006年からモーダルシフトの一環として、北九州地域への鉄道便による製品輸送を開始し、計画的に地域・便数を拡大し、2007年度には、岩手県の納入先に向けてカーエアコン・電子部品などのモーダルシフトを開始し、九州向けと広島向けと3地域を合わせて、年間2010トンのCO2を削減した。

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