川崎汽船は9月8日、合弁ターミナル運営会社としてオランダ・ロッテルダム港に設立したユーロマックス・ターミナルをオープンした。
ユーロマックス・ターミナルは、ロッテルダム港内のマースフラクテ・フェーズ1地区に位置し、ヤード荷役作業の全工程が無人の荷役機器を使用している。
荷役機器のハイブリッド化によって環境対応にも優れており、開業時点ではバース延長1500m(4バース)、年間コンテナ処理能力230万TEUで、最終的な開発計画ではバース延長4200m、年間コンテナ処理能力560万TEUまで拡張することが見込まれている。
合弁会社は、川崎汽船のほか、コスコパシフィック、陽明海運、韓進海運、ECT(ヨーロッパコンテナターミナルズ)の5社。