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KYBトロンデュール/燃費削減、エコ運転を運転手にリアルに支援

2008年09月09日/IT・機器

KYBトロンデュールは、安全走行をはじめ、燃費削減とECO運転を支援する「車両運行マネージメントシステム」を開発し、9月9日から東京ビッグサイトで開かれる「国際物流総合展2008」への出展を契機に販売を始めると発表した。

システムは、運送車両と営業拠点を携帯電話とデジタル無線を使って、双方向でリアルタイムに一システムで最大100台までの車両を、効率的で一元的に運行管理できるもので、特に車載ユニットTMS-3のエコ運転評価画面に、リアルタイムに走行中の急発進、急減速、アイドリング、速度超過をもとにした評価情報がグラフや点数で表示され、経済運転と安全運転を喚起する注意コメントも表示されるのが特徴。

<運転評価がリアルタイムに表示される車載画面>
20080908kyb.jpg

タッチパネル式の採用で、すべてがタッチ操作で行えるため、ドライバーの操作負担を飛躍的に軽減でき、ルート案内機能は、営業拠点の地図上で設定した走行ルート情報を車載ユニットにパケット通信を利用して送信すれば、車載ユニット画面の地図上に走行ルートが表示され、目的地まで案内する。

さらに、GPSとドライブレコーダーが連動しており、車両位置・経路と走行映像の情報が同時に記録され、車載ユニットと営業拠点の通信には、顧客の要望に応じて携帯電話やデジタル無線が選択できる。

また、営業拠点用ソフトは、ログデータ(車両ID、時間、位置)の出力機能を有し、データベースや表計算などのソフトと連動させて、運行管理や稼動管理など各種経営資料が即座に作成できる。

営業拠点用標準管理ソフトと車載用情報通信ユニット(車載ユニット)から構成されており、車載ユニットは、5.7型液晶タッチパネル式ディスプレイを採用し、幅167mm、奥行き24mm、高さ120mm(突起部を除く)で、重さは約550gと車載用に最適な軽量でコンパクトな設計となっている。

独自開発のドライブレコーダーとデジタルタコグラフ、ECO運転評価機能など新機能を標準搭載したオールインワンタイプとなっている。

システムの価格(税別)は、営業拠点用標準管理ソフトが120万円、車載用情報通信ユニットが一台20万円。

■問い合わせ
KYBトロンデュール 
商品設計部
担当:原田、西野
TEL0258-92-6903
http://www.trondule.co.jp/

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