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日本インフォア/業績管理の統合スイート・ソフトウェア最新版を提供

2008年10月30日/IT・機器

日本インフォア・グローバル・ソリューションズは10月29日、パフォーマンス・マネージメント(業績管理)の統合スイート・ソフトウェア最新版「InforPM(Performance Management)10」の提供を開始すると発表した。

「InforPM10」は、企業戦略からビジネス計画、予算策定までを統合支援するBPA(Business Process Application)と、特定の業務要件に対応したデータ分析を支援するBSA(Business Specific Analytics)から構成されており、財務と業務のパフォーマンスを向上させることができる。

構成要素の一つであるBPAは、企業全体で財務と業務のパフォーマンスを向上させるため、戦略策定から実績評価までをさまざまな方法論や測定基準によって監視・管理し、日常的な意思決定を支援する。

一方、BSAは、ERPやSCMなDの実行系システムからデータを抽出し、業績評価や分析などをさまざまな角度から多次元的に行うためのプラットフォームとなっている。

すなわち、「InforPM10」は、財務と業務のパフォーマンスに関する情報を速やかに統合し、分析やフォーマット化するための基盤を提供し、Strategic Management(戦略管理)、Planning and Budgeting(事業計画と予算管理)、Financial Reporting(財務レポート)、Financial Consolidation(財務連結)、Forecasting(業績予測)といったビジネスプロセスと連携するようになっている。

つまり、「InforPM10」を活用することで、単一データベースに格納された正確で最新のデータをもとに、より良い意思決定を素早く行うことができるようになる。また、スイート製品としてだけでなく、特定のニーズに応じてコンポーネント単位で導入することもできる。

「InforPM10」は、Microsoft Windowsベースの共通のルックアンドフィールと旧製品からのさまざまな拡張機能によって、経営から業務までの運用プロセスの透明性やシステム性能を高め、プロセスの可視化を実現する。

また、情報の統合を素早く行い、ソースシステムやデータウェアハウスのテーブルから直接データをロードすることができる。管理者は、あらゆるビジネスプロセスの状況を自動的に把握でき、個別の要素が全体のプロセスに与える影響を特定することもできる。

なお、「InforPM10」提供開始に伴って、BI(ビジネス・インテリジェンス)専業のソリューション・ベンダーであるジール(本社・東京都港区)が新たに日本インフォアのサービス・パートナーに加わり、両社では共同で「InforPM10」の営業活動を実施し、導入サービスを提供していく。

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