三菱レイヨンは6月2日、グループ会社である大山MMA（本韓国忠清南道瑞山市）が、2009年5月よりメチルメタクリレートモノマーとメタクリル酸モノマーの商業生産を開始した。
大山MMA社は、中国と並ぶIT製品の生産国である韓国において、需要に対応するため、湖南石油化学（韓国ソウル市）と三菱レイヨンの折半出資により2006年8月に設立していた。
2008年9月に、年産4万トン規模のPMMA工場が商業運転を開始し、年産9万トン規模のMMA工場（年産8000トンのMAA併産可能）が商業生産を開始した。
これによりMMA、MAAからPMMAまでアクリル系製品の一貫生産体制が完成した。
大山MMA社概要
会社名：大山MMA
設立：2006年8月
代表者：共同代表理事社長李安基
共同代表理事副社長三木宏
資本構成：湖南石油化学（株）50％、三菱レイヨン（株）50％
生産販売品目：MMAモノマー、MAAモノマー、PMMA
