三井造船は9月24日、千葉事業所で建造していた11万重量トン型ダブルハル・アフラマックスタンカー、アトランティック エクスプローラーを完成、船主のポラリス タンカー コーポレーション（パナマ)に引き渡したと発表した。アトランティック エクスプローラーは船幅42mで載貨重量11万トン級のアフラマックスタンカーとしては10隻目。
アトランティック エクスプローラーは全長245.50m、幅42m。載貨重量トン数は11万77メトリックトンで、速力は15.3ノット。船員数は35人乗り。貨物艙は、3種類の油の積み分けが可能で、自動浚油装置付きの3台の貨物油ポンプで荷揚げの効率化を図っている。また、バラストポンプを2台装備、バラスト水操作の効率化を図ったほか、船舶からの油流出防止のため、燃料油タンクの二重構造化とポンプ室の二重底化を施した。
