丸大食品とサッポロホールディングスは10月20日、グループ間の業務提携に合意したと発表した。提携分野はヨーグルト、デザート・チルド飲料事業などで、2009年春にも合弁企業を設立し、売上高約50億円、営業利益約2億円を見通している。
今回の提携は、丸大食品グループの安曇野食品工房とサッポログループの発酵技術・マーケティングノウハウなどを融合させ、業容拡大と市場優位性の構築などを実現するためのもの。
合弁会社は安曇野食品工房を基盤に、丸大食品グループで一部事業移管を行い、サッポログループが資本参加する形で行われる。
合弁会社の持株比率は、丸大食品グループが51％、サッポログループが49％。両社は今後提携推進委員会を設置し、スケジュールと業務提携の詳細な内容などを検討する。合弁企業の社名、役員構成などの詳細は今後両社間で詰める。
